すすぎ
(1)
正確に計量したお米にたっぷりの水を注ぎ込み、軽くかき混ぜて素早く水を捨てます。(5~10秒で)(2)
すすぎはお米の表面についている糠(ぬか)やほこりを洗い流すためです。
ゆっくりするとお米が糠やほこりで汚れた水を吸い込みます。
研ぎ
(1)
水を捨てた状態のお米を、ボールを握るような形に指を広げ、手のひらの付け根部分で力を加減しながら、40~50回程度かき回します。(2)
とぎ汁を取り除くためたっぷりと水を注ぎ込み、軽く混ぜるようにしてとぎ汁を捨てます。これを2~3回繰り返します。
水加減
炊飯器の目盛り通りに水を入れて炊いて問題ありません。後はお好みで水を増減し、固さを調節してください。
浸水
炊飯前に水に浸しておきましょう。お米が芯まで水を吸うことで、柔らかく甘みのあるお米に炊き上がります。夏1時間以上、冬2時間以上が理想です。
蒸らし
一部を除いて近頃の炊飯器は、炊き上がると自動的に蒸らしも行ってくれます。
炊き上がり直後は美味しさにムラがあります。
蒸らし終わりましたら、ご飯粒を潰さないように、ぬらしたしゃもじで釜に沿ってぐるりと一周させ、切るようにご飯を混ぜ合わせます。
保温・保存
電子ジャーの保温は便利ですが、長期保温はご飯が糊化して味が落ち、黄ばみや臭いも出てきます。
美味しさを保つなら、残ったご飯はラップで包んで冷凍しておき、食べるときにレンジで温めると美味しくいただけます。
保存場所
- お米は野菜などと同じく生きています。美味しく食べるには鮮度が大切です。精米した瞬間、お米はたちまち劣化してしまいます。
冷蔵庫で保存することで、劣化を防ぐことができます。
冷蔵庫に 余裕がない場合はできるだけ風通しのよい、冷暗所で保存して下さい。 - 米びつを使用する場合は、入れたお米を使いきり、綺麗に洗って乾かしてから次の新しいお米を入れて下さい。
一見汚れていないように見えても、糠やほこりなどが付着しています。そのままですと米の品質劣化や食味低下、無視の発生の原因にもなります。 - お米は臭いに敏感に反応します。
臭いの強いもののそばに置かないでください。
保存期間
- 常温の場合は冬場1ヶ月以内、夏場は2週間位をめどに食べきるようにしてください。特に夏場は鮮度に気を配りましょう。